ED治療
EDとは、Erectile Dysfunctionの略称で、「勃起不全」のことを指します。一般的には「性交時に十分な勃起が得られないため、あるいは十分な勃起が維持できないため、満足な性交が行えない状態」 とされています。
ED治療について
当院では、飲み薬を使用したED治療を行っております。ED治療薬が陰茎海綿体への血液の流入を増加させ、勃起を改善します。EDの原因は、ストレス、心理的な要因、糖尿病や高血圧、高脂血症をはじめとする生活習慣病、飲酒、喫煙、休養不足など様々です。薬と並行して原因を探る事もとても大切です。
相談前のEDセルフチェック(外部サイトへリンクしています。)
男性ホルモン セルフチェック
- 1,性欲(セックスをしたい気持ち)の低下がありますか?
- 2,元気がなくなってきましたか?
- 3,体力あるいは持続力の低下がありますか?
- 4,身長が低くなりましたか?
- 5,「日々の愉しみ(たのしみ)」が少なくなったと感じていますか?
- 6,もの悲しい気分/怒りっぽいですか?
- 7,勃起力は弱くなりましたか?
- 8,最近、運動する能力が低下したと感じていますか?
- 9,夕食後うたた寝をすることがありますか?
- 10,最近仕事の能力が低下したと感じていますか?
質問の1と7で「はい」と答えられた方、
それ以外の項目で3つ以上「はい」と答えられた方は
男性ホルモンが低下している可能性が高いとされています。
男性更年期(LOH症候群)
「元気が出ない」「意欲がわかない」そんな男性は要注意
男性更年期(LOH症候群)は女性の更年期と比べると、まだあまり知られていない病気です。 なんとなく調子が悪い、だるい、疲れやすいなど、一見すると単なる怠け者に見えてしまう症状であるため、周囲の理解が得られず、苦しんでいる患者様が多数存在します。
男性更年期の症状は、加齢にともない男性ホルモン(テストステロン)が低下することで起こると考えられています。また、重度のストレスや環境の変化によっても影響を受け、放っておくと様々な悪影響を及ぼします。
男性ホルモン(テストステロン)の値
下記のグラフは日本人男性の男性ホルモン(テストステロン)の値を年代ごとに示したグラフです。 年齢を重ねるに従い、男性ホルモンが減っていくのがわかります。
■日本人男性におけるフリーテストステロン値の年齢分布
20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | |
平均値 | 16.8 (pg/ml) |
14.3 (pg/ml) |
13.7 (pg/ml) |
12.0 (pg/ml) |
10.3 (pg/ml) |
8.5 (pg/ml) |
■フリーテストステロン値の基準
フリーテストステロン値 | 判断 |
11.8(pg/ml)以上 | 正常 |
11.8(pg/ml)~8.5(pg/ml) | 要注意 |
8.5(pg/ml)以下 | 治療が必要 |
※上記年齢分布と比較しながらご確認ください。
男性ホルモン(テストステロン)は男性力を高める重要な役割を担っており、筋肉の増強する作用や精神活動を活発にする作用のほか、 性欲、バイタリティを高める作用などがあります。そのため男性ホルモン(テストステロン)の低下は男性としての身体全体の機能維持に支障をきたす だけでなく、精神面や性的側面にも影響を及ぼします。
加齢により男性ホルモン(テストステロン)が減ってくると男性更年期の症状が出やすくなります。一般の方にとって男性ホルモン(テストステロン)値は 日常的な値ではないため、分かりにくいものですが、男性更年期(LOH症候群)と診断する際は重要な意味を持ちます。 この機会にご自身の男性ホルモン(テストステロン)の値を把握することをお勧めいたします。
治療の流れ
- step1 受付
- 受付でED治療を希望していることをお伝えください。
- step2 問診表記入
- 待合室にて問診表をご記入ください。(服用中のお薬等ございましたらご記入ください。)
- step3 ドクターによる問診
- ご記入頂いた問診表に沿って簡単な質問をいたします。薬が安全に服用できるかを確認するために、必要に応じて血圧、脈拍、血液検査、尿検査、心電図測定などの検査を行う場合もあります。(疑問・質問などお気軽にご相談ください。)
- step3 処方
- ED治療薬の服用方法や注意点などの説明をいたします。
- step4 次回処方
- 診療時間内でご都合のよい時間に直接ご来院ください。 受付にて初診時にお渡しいたしました診察券をご提示ください。他に服用する薬が増えた場合は必ず薬の名前が分かるようにしてきてください。